介護職に限らず、夜勤は本来日常生活では睡眠に宛てる時間帯での仕事になります。介護職での勤務は24時間体制ですから、人員の配置によっては日中帯からそのまま夜間対応に入る、又はその時間帯が飛び石の状態で勤務表に書き込まれるという事も少なくありません。
普段寝ている時間帯に働くということは体調に大きな影響を与えます。そのため、健康管理の面からどうしても勤務中のアクションや勤務明けの活動に対策を講じる事が必要になってきます。
普段の睡眠時間を夜間シフトに入る前と後で均等に区切り2回に分ける、休憩時間には僅かでも仮眠を取るといった工夫で、生活バランスの崩れを防ぐ努力をすることが仕事を長く続けるコツになるでしょう。
勤務中の眠気を感じた際は、唐辛子煎餅など刺激のあるおやつをちょっと食べる、冷たい水を飲む、アクションが無い時間帯には柔軟体操など簡単な運動をする、といった工夫などで睡魔への対策を取る方法もあります。
また、夜間勤務の回数が極端に増える様な場合は、夜勤専従の体制を自ら願い出る事で、生活サイクルそのものを専用の体制に変えてしまうという考え方もあります。
勤務先と自身の条件が揃う事が必要ですが、遅番の後の夜間という長時間勤務のパターンを避ける事ができると共に、専従という立場から夜間手当を継続して受ける事が出来るため、収入額の向上が見込めます。
もし介護の仕事に興味があり、プラス高収入を希望するのであれば、夜勤という勤務形態は魅力が豊富な働き方だと言えるでしょう。
- 01/25/2018
- 体調